デザインキャンプ実施報告

 今年度、国土交通省の官民連携都市再生推進事業補助事業として、官民連携によるローカルファーストのまちづくりを普及・促進するため、国内3地域におけるデザインキャンプ(デザイン思考によるワークショップ)を実施しました。

 

北海道富良野市にて

 その一弾として、11月4日には、北海道富良野市において、「新スタイル時代に向けた、富良野の地域戦略を考える。」というテーマでデザインキャンプを実施しました。
 次世代を担う事業者、富良野市職員等30名が参加し、和歌山大学副学長の足立先生の基調講演や財団からの情報提供を基に、活発な議論が行われました。

 

長野県佐久市にて

 また、11月15日には、長野県佐久市において、「チーム佐久だからこそ可能な新たな時代に対応したまちづくりを考える。」というテーマで開催し、事業者、市役所職員、商工会議所職員28名が参加しました。
 地方自治体公民連携研究財団の藏田代表や商い創造研究所の松本さんの基調講演等を基に、活発な議論が行われました。

 

高知県高知市にて

 12月1日には、高知県高知市において、「まちの人育て・歩いて楽しいまちづくりワークショップ」というテーマで開催し、中心市街地の商店会の事業者、市商工会議所職員18名が参加され、足立先生や全国商店街振興組合連合会の阿部理事長の基調講演等から活発な議論へと進みました。

 

 

 いずれのデザインキャンプも、次世代を担う地域のキーマンとなるような方々に地元の推薦により参加いただき、前向きで活発な議論が行われたことで、協力いただいた商工会議所、市役所等からは大きな評価をいただきました。

 これらが一過性のものではなく、今後の各地域のローカルファーストによるまちづくりの動きに進んでいくことが重要であり、一部の地域では、現実にその動きが始まっています。